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近森秀高教授・永井明博教授が平成27年度 農業農村工学会賞 優秀論文賞を受賞しました

受賞学会・受賞名(論文賞等):平成27年度 農業農村工学会賞 優秀論文賞
受賞論文:日本全国における日雨量の地域頻度解析/農業農村工学会論文集,No.287,pp.55-67(2013)
受賞者名:環境生命科学研究科 近森秀高教授・永井明博教授
受賞理由:
 本業績は,水文量の頻度解析において日本全国155カ所の気象庁所管の地上雨量観測点での2010年までの30年間の年最大日雨量データを用い,地点頻度解析の結果との比較により「地域頻度解析法」の実用性について検討したものである。
(1)クラスター分析により1次的に分類された地域分類において,不調和性,均質性の尺度を示し,地域の再分類を行った。その結果,日本を8つに地域区分できることを明らかにしている。
(2)リサンプリング手法を用いて,各観測点の100年確率日雨量とその信頼区間の推定値を,地点頻度解析と地域頻度解析の双方で求めた。両者の信頼区間の比較の結果から,地域頻度解析による確率日雨量の推定結果は信頼性が高く,地域頻度解析の有用性が示されその将来性が認められる点で評価できる。
 このように,本業績は国内の確率雨量の特性を明瞭に捉えたもので,灌漑排水分野などの確率雨量の推定に,今後,地域頻度解析手法が活用されていく点で評価できる。