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水藤寛教授が「藤原洋数理科学賞」大賞を受賞

 現実社会に有益な数学の理論を構築した研究者や社会の発展に有用な応用を見出した研究者らに贈られる「第2回藤原洋数理科学賞」の授与式が10月6日、慶應義塾大学(東京都)の藤原洋記念ホールであり、本学大学院環境生命科学研究科(環境理工学部・環境数理学科)の 水藤寛教授が、大賞を受賞しました。
 水藤教授は、「数理科学を用いた大動脈血流に関わる病態メカニズムの研究」で臨床医との協働に基づく数理モデル構築や数値シミュレーションなどを実施。流体力学と幾何学の理論を医学に応用し、動脈瘤のメカニズムを数理科学的に理解しようとするもので、医学現象の裏にある機構を数理的に解き明かし、新しい知見をもたらしたことが高く評価され、大賞の受賞につながりました。授賞式では、これまでの研究成果について記念講演を行い、数理科学と臨床医学が協働することによってもたらされる新たな展開について話しました。
 同賞は、数学から社会への貢献を顕彰することを目的に昨年創設。日本数学会日本応用数理学会 が後援しています。
 水藤教授は現在、戦略的創造研究推進事業(CREST)「放射線医学と数理科学の協働による高度臨床診断の実現」の研究代表者を務めています。本学は、今後、本学の強みでもある医療分野との密な連携を進めるとともに、社会が求めるニーズを満たせる成果をスムーズに提供できるように研究コアの構築を模索して行く予定です。

藤原洋数理科学賞:http://www.iri.co.jp/HFprize/

【本件問い合わせ先】
大学院環境生命科学研究科 教授 水藤寛
TEL:086-251-8820

(13.10.31)



第2回藤原洋数理科学賞大賞を受賞した水藤教授(前列中央)(写真/河野裕昭)


表彰状と記念品を手にする水藤教授(右)(写真/河野裕昭)